パブリック・エネミーズ 来日記者会見

先日12月9日、映画「パブリック・エネミーズ」のPRで来日したジョニー・デップの記者会見に行ってきました!
とても紳士的で、落ち着いた物腰が印象的でした。
まずは、本人の挨拶から。
「また呼んでいただいて、どうもありがとう。来日するのは2年ぶりで、ちょっと長過ぎたね。この美しい東京ではいつも歓迎もらい、いつも楽しみにしています。皆様に心からお礼を言います。ほんとうにどうもありがとう。」
今回の作品では「社会の敵」を演じられていますが、ジョニーさんにとって一番の敵は何ですか?
「僕に敵がいるかって?(笑)「敵」というのは特にいないけど、あえて言うなら、「自分の中の敵」かな。自分の中の限界を自分自身で区切ってしまうこと、あるいは妥協してしまうこと。これが怖いことだよ。」
あれほどまでにジョン・デリンジャーになりきれた理由は?
「僕とジョン・デリンジャーには似ているところがたくさんあるんだ。まず、生まれた故郷が近いということ。彼は犯罪という道に行ってしまったわけだけど、僕だってもしかして間違っていたら同じようになっていたかも知れない。彼は長い間投獄されていて、出所した時の世の中は大恐慌。この時の国民の敵は、貧しい者たちから搾取する銀行と政府だったんだ。デリンジャーとしては、その取られたお金を取り戻そうという信念で銀行強盗をはたらいていた。こんな率直な行動はをとるのは非常に勇気がいることだし、彼は犯罪という行為を犯すけれど、決して人は傷つけなかった。こういう部分には共感し、尊敬の気持ちを持ったよ。」

映画で一番の見所はどこですか?
「難しい質問だね(笑)実は映画をまだ見ていないんだ(彼はいつも見ないんだそう)。だけどいい評判を聞いてるよ(笑)撮影ではとてもいい経験をたくさんさせてもらったんだ。事件が実際起きた場所や、実際にデリンジャーが投獄され、脱獄した刑務所でも撮影する事ができた。彼の記録を基に、忠実にその場面、事実通りのシナリオを再現してるんだ。また、マリオン・コティヤールやクリスチャン・ベイルなど素晴らしい俳優陣とも共演できたこともすごくいい経験だったよ。」
今回の撮影で、最も難しかった部分、苦労したことは?
「いくつかあったよ。肉体的にとても大変だったのはFBIとの森の中での撃ち合いのシーン。あそこでは7,000発の弾丸を実際に発砲したので、木やガラスなどの破片が飛び散ってきたり。また、全然違うエモーショナルな場面では、彼の気持ちを探って演技にしていくところが難しかったかな。」
ジョン・デリンジャーは悪い役だけれど、女性にとってはセクシーな男性でもあると思うのですが。
「まあ、男女関わらず危険な部分にお互いが惹かれることはあると思うけど。なぜかは・・・うーん。わからないな(笑)デリンジャーには人並み外れたカリスマ性があったと思うよ。それに、しっかりと自分の意志を貫くものを持っていた。絶対に妥協をしなかった。そういう部分も魅力の1つだったのかもね。」
これまでは、一風変わった役を演じてきていましたが、今回の役を引き受けたのはなぜ?
「僕は、俳優として毎回全く違う役を選び、演じることに喜びを感じるんだ。デリンジャーは実在していた人物で、写真はたくさん残っているんだけど動画は少ないし、また肉声は全く残っていないんだ。これらの乏しい情報から、僕なりのジョン・デリンジャーを築きあげて再現できるところに一番魅力を感じたんだ。」
マイケル・マン監督の優れているところは?
「彼も絶対に妥協をしないパワフルな監督で、自分の仕事に情熱を持って取り組むんだ。どんなシーンにも自分のオピニオンを持っている。何度も何度もテイクして俳優にもう1歩先の演技をさせるんだ。そういう意味では僕は監督はとても尊敬しているし、素晴らしい人だと思ってるよ。」
最後にファンの皆さんに一言お願いします
「メリークリスマス! 映画を楽しんでください! またすぐ日本に戻ってくるよ!」
(編集 K)

TOHOシネマズ スカラ座ほか全国大ヒット上映中!
パブリック・エネミーズ 公式サイト
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配給:東宝東和 eigafan.com

