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2011.04.28
ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968
ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968

ジョセフ・クーデルカ(1938年チェコスロヴァキア生まれ)は、1968年8月に起こったチェコ事件(ワルシャワ条約機構軍のプラハ侵攻)時、団結して兵士に抵抗した市民の攻防を写真におさめました。しかし「プラハの春」が終焉を迎え、ソ連が導く共産主義へ「正常化政策」が敷かれる中では、これらの写真は許される記録ではありませんでした。そこで、これらの写真はプラハの写真史家とスミソニアン博物館の学芸員等の手によって秘密裏にアメリカへ持ち出されました。そして、当時のマグナム会長エリオット・アーウィットを経て、翌69年「プラハの写真家」という匿名者によるドキュメントとして発表され、写真家の名を伏せたままロバート・キャパ賞を受賞しました。クーデルカがこの写真の作者であると名乗りを上げることができたのは、1984年、彼の父親がチェコで亡くなった後のことだったのです。東西に分断された欧州や冷戦下の政治的状況を顕したこれらのエピソードは、20世紀の伝説となり、世界中のジャーナリストたちによって語り継がれています。本展覧会は、突然、街を埋め尽くした戦車に人力で立ち向かったプラハ市民の勇気ある記録をクーデルカの臨場感溢れる写真から振り返り、当時の市民に起きたことをいかに自身の身に引き寄せ、私たちの未来の歴史の糧とするかを検証するものです。


展覧会名:ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968 -この写真を一度として見ることのなかった両親に捧げる-
Invasion 68: Prague Josef Koudelka

会期:2011 年5 月14 日(土)〜7 月18 日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30 分前)
     ※当館は電力不足に伴う節電のため、当面の間、木・金曜日の夜間開館を中止いたします。
     ※最新の開館情報はお問合わせください
休館日:毎週月曜日(ただし7月18日は開館)

入館料:一般800(640)円、学生700(560)円、中高・65 歳以上600(480)円
*( )は20 名以上の団体料金および東京都写真美術館友の会会員割引料金
お問合せ:03-3280-0099

東京都写真美術館 公式サイト