世界報道写真展 2010

50年以上の歴史を誇る、オランダ・アムステルダムの「世界報道写真財団」が、毎年世界中の報道カメラマンを対象に実施する「世界報道写真コンテスト」の受賞作を紹介する「世界報道写真展2010」が、今年も、東京を始め日本国内で開催されます。
本年のグランプリに選ばれたのは、イタリア人カメラマンのピエトロ・マストルツォが09年6月、大統領選の不正への抗議が国中で高まるイランで撮影した1枚でした。日没後に建物の屋上から抗議の叫びをあげる一人の女性をとらえたこの写真は、「何か巨大な物語が始まろうとしていることを表している。視覚的にも感情的にも強く訴えかける1枚」との高い評価を受けました。このほかアフガニスタンやガザをはじめとする紛争地の惨状をはじめ、スポーツ、ファッション、ポートレート、自然など様々な分野の受賞作がならびます。
2009年1年間に、世界中の報道カメラマンが、時に自らの命をかけて撮影した1枚は、デジタル技術が発達し、瞬時に映像が世界を駆けめぐる現代世界においても、けしてインパクトを失うことはありません。1枚1枚から世界の現状が見えてくる、現代に生きる我々にとって、今年も必見の展覧会です。
展覧会名:世界報道写真展 2010
会期:2010年6月12日~8月8日 東京都写真美術館
2010年8月10日~8月19日 大阪・ハービスHALL
2010年9月22日~10月16日 京都・立命館大学国際平和ミュージア
2010年10月19日~11月4日 大分県別府・立命館アジア太平洋大学
2010年11月7日~11月23日 滋賀県草津・立命館大学びわこくさつキャンパス
主催:朝日新聞社、世界報道写真財団、阪神電気鉄道(大阪)、立命館大学国際平和ミュージアム(滋賀、京都)、立命館アジア太平洋大学(大分)など
共催:東京都写真美術館(東京会場)
協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社、ティエヌティエクスプレス株式会社
後援:オランダ王国大使館、日本写真協会、日本写真家協会

