ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆

「自然」という言葉は、もともとあった「あるがままのさま」を意味する「自然( じねん)」に加え、明治期になって西洋から輸入された「Nature」の訳語としても使われるようになりました。日本の自然観は、いわゆる人工に対する野生や原生林、都市に対する田舎や田園に留まらず、広く森羅万象、天地万物などを含む宇宙観とも連続しています。それは、四季の変化が明らかな日本の気候風土、古来のアニミズムや自然崇拝から派生した宗教観とも関連し、独自に育まれて来た自然観といえるでしょう。
「ネイチャー・センス展」では、現代を生きる日本人の感性や文化的記憶と自然観との関係性を、国際的に活躍する吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆の3名のデザイナー/ アーティストのインスタレーションを通して考えられます。彼らはいずれも、自然現象や人間と自然の関係性をその表現に採用していますが、その捉え方は、より感覚的、空間的な知覚によるものです。空間を大胆に使ったインスタレーションは、鑑賞者にとっても、アーティストの感性をそのまま体感し、知覚のレベルで共有できる機会となるでしょう。
展覧会名:ネイチャー・センス展:吉岡徳仁、篠田太郎、栗林 隆
SENSING NATURE : YOSHIOKA TOKUJIN, SHINODA TARO, KURIBAYASHI TAKASHI
会期:2010年7月24日(土)~ 11月7日(日)開催中
開館時間:10:00~22:00|火 10:00〜17:00|(但し11/2(火)は22:00まで)*入館は閉館の30分前まで
会期中無休
入館料:一般1,500円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳−中学生)500円
*表示料金に消費税込 *本展のチケットで「MAMプロジェクト012:トロマラマ」展、展望台 東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)
*スカイデッキへは別途料金300円がかかります
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
お問合せ:TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)

