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2010.03.30
17歳の肖像
17歳の肖像

英人気辛口女性ジャーナリストの実体験を女性監督が映画化
未知の世界へ憧れ、自らの手で大人への道を切り拓いていく少女の青春ドラマ

〈STORY〉
1961年、ロンドン郊外のトゥイッケナム。ジェニー(キャリー・マリガン)はこの町の学校に通う16歳の少女。両親は、成績優秀なジェニーがオックスフォード大学に進学することを期待している。苦手なラテン語に悪戦苦闘し、楽団でチェロを弾き、寝室ではシャンソンに耳を傾け、フランスに憧れ、ロマンティックな恋を夢見る日々……もっとも、今のボーイフレンドは、生真面目だが冴えない同級生。現実はロマンティックにはほど遠いように思われたが、大学に入ればもっともっと自由に好きなことができると信じていた。だが彼女の人生はある日突然、一変する……。

楽団の練習の帰り道、どしゃぶりの雨に見舞われたジェニーは、高級車を運転する見知らぬ大人の男性から声をかけられる。「君のチェロが心配だ。チェロだけ載せるから車の脇を歩いて」。自宅までのほんの僅かな距離を行く間に、彼の紳士的な態度と柔らかな物腰、ウィットと教養に富んだ言葉が、魔法のようにジェニーの心を捉える。気がつくと、彼女は彼の隣のシートに座っていた。それがデイヴィッド(ピーター・サースガード)との出会いだった。

デイヴィッドは友人たちをジェニーに紹介する。彼らが足を運ぶナイトクラブや絵画のオークションに同行したジェニーは、今までまったく知らなかった洗練された大人の世界にすっかり魅了されていく。生まれて初めて、“人生を楽しむ”ということを知ったと同時に、これまでの自分の人生が急に色褪せたものに思えてしまった。踏み出した世界の心地よさに浸りながら、それを教えてくれたデイヴィッドにますます恋をしていくジェニー。そしてデイヴィッドもまた、ジェニーの聡明さに惹かれていくのであった。

初めての真剣な恋に夢中のジェニー。17歳の誕生日を前に、もう後戻りできない大人への入り口で、大切な選択を迫られる。そして、彼女が最後に自ら選んだ道とは……?

ベストセラー作家が有名ジャーナリストの回想録に惹かれた理由

“私は決して彼に質問をしませんでしたが、今思えば、何もあそこまで、とあきれてしまいます――悪いのはアルベルト・カミュね……私とレディ・エレノア・ホールズ校の学生たちが実践していた実存主義のルールのひとつに、決して質問をしないというのがあったのです。質問をするのは世間知らずとブルジョワ。質問をしないのは教養人とフランス人。私はどうしても教養人になりたかったのです”。
リン・バーバー、「An Education」より

17歳の肖像


2010年4月17日(土)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

〈スタッフ〉
監督:ロネ・シェルフィグ
脚本・製作総指揮:ニック・ホーンビィ
原作:リン・バーバー
音楽:ポール・イングリッシュビィ

〈キャスト〉
出演:キャリー・マリガン(ジェニー)、ピーター・サースガード(デイヴィッド)、ドミニク・クーパー(ダニー)、ロザムンド・パイク(ヘレン)アルフレッド・モリーナ(ジャック)、カーラ・セイモア(マージョリー)、マシュー・ビアード(グラハム)

原題:An Education/2008年 イギリス/PG-12/上映時間:上映時間:1時間40分

17歳の肖像 オフィシャルホームページ

配給:ソニー・ピクチャーズ