新型インフルエンザ流行の影響もあり、例年に増して健康や病気予防への関心が高まっているこの冬。そんななか、注目を集めるキーワードの一つが“免疫力”です。同じような環境で生活していても病気になる人とならない人がいるのは、免疫力の差だという話も。いったい免疫力とは何なのでしょうか。
免疫力とは簡潔に言うと「体にとって異質なものを識別して排除する力」のこと。このパワーはインフルエンザウイルスなどへの抵抗力を高めることはもちろん、生活習慣病やガンなどの予防にもつながると言われています。さらに聞き逃せないのが、肌あれや疲れという、日頃感じるちょっとした不調にも免疫力が関係していることが多いという話。
免疫力は本来私たちの体に備わっているものですが、さまざまな要因により低下しがち。特に温度や湿度が下がるうえ慌ただしさも増す、これから年末にかけてのシーズンは、免疫力をキープし、高めることが大切なのです。
では、どうしたら免疫力を高めることができるのでしょう?
なんといっても基本はバランスのよい食生活。特に体をつくるもととなるタンパク質を取るのがポイントです。さらに現在は、免疫力を高める作用を持つ成分や、それを含む食品が明らかになりつつあります。写真はその一部。
ビタミンやポリフェノールなど他の栄養も豊富なのでぜひ積極的に摂りたいもの。
また食生活だけでなく、日ごろの生活習慣も大きな影響を持つことがわかっています。充分な睡眠、適度な運動、喫煙や飲酒はできるだけ控えるといった基本的なことに加え、心がけたいのが「笑う」こと。笑いによる脳の刺激が、免疫力を持つ細胞の活性化を促すのだとか。まさに「病は気から」!
免疫力を高めるための心がまえは、考えてみればどれもごく当たりまえのこと。健康に特効薬はないのだと気づかされます。日ごろから習慣にして、健やかな毎日を送りたいですね。
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唐辛子
唐辛子の辛味成分カプサイシンが、免疫力増進やかぜ予防にも効果あり。ただし食べ過ぎには注意を。 -
アーモンド
アーモンドの脂質が善玉菌を増やし免疫に効果を発揮するほか、皮にウイルスの増加を抑える効果があるとの研究結果も。 -
キウイ
免疫細胞の数や働きを増す成分が含まれるほか、皮に多くのポリフェノールが。皮ごと食べると一層効果的。
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緑茶
緑茶に含まれるカテキンには、体内に侵入した細菌やウイルスと闘う作用を持つ白血球の働きを高める効果が。 -
トマト
トマトの色素成分であるリコピンに免疫力を高める効果があるほか、疲労回復効果のあるクエン酸やグルタミン酸なども含む。 -
ブルーベリー
色素成分のアントシアニンは、眼精疲労への効果に加え強力な抗酸化作用も。ほかコラーゲンの合成を促進させる効果も。
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みかん
豊富なビタミンCに加え、抗酸化力を持つβクリプトキサンチン、かぜの予防に効果的とされるシネフィリンなどを含む。 -
キノコ類
キノコ類に含まれるβ-グルカンという成分に、免疫細胞を刺激して免疫力を強化する効果があり。
ショウガ
ショウガに含まれるジンゲロールという成分は免疫細胞を強化する作用が。生で食べるとより効果的。


